公園の熊の子

公園の熊の子は寂しい
二匹で相撲をとるのだ
そして
二匹ともころぶのだ

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加藤健(1908~1945)という詩人によって詠まれた一編。
短いながら、さびしくて、かわいくもある、心に引っかかる詩。