連結送水管
連結送水管は、消防はしご車の届かない大きな建物や地下に設置が義務付けられている設備です。
火災時に消防ポンプ車が連結送水管にホースを接続することで、消防隊は火災現場に近い別の放水口から消火活動を行うことができます。
連結送水管の形状としては、床置き型、壁露出型、壁埋込み型などがあります。
どれも美観に優れるものではありませんが、消防車がアクセスしやすい道路側の目立つところに無いと困るものでもあります。
普段は素通りしてしまう連結送水管ですが、有事に備えて一般市民の安全をじっと見守ってくれているわけです。
茂みにひっそり隠れている連結送水管。
ビルの隙間からそっと顔を出している連結送水管。
これからも地味に市民の安全を守ってください。